鼠径ヘルニアの手術後は、痛みがございますので、強く痛む時は安静にお過ごしください。お痛みがなくなってきましたら、よく体を動かすことが大事です。
手術前の体に早く戻すために、なるべく体を動かし、慣れさせることが良い回復に繋がります。
手術後のお痛みには個人差があります。
無理の無い範囲で行いましょう。
以下のことも気をつける必要があります
①いきなりとても重たいものを持たない
→徐々に重量を増すようにしましょう
②急に負荷をかけた腹筋などの運動を再開する
→はじめは軽いストレッチや体操から行っていきましょう
③便秘
→手術後はより一層便秘になりやすいため、普段から便秘気味の方は下剤を用いるなど工夫をしていただくと良いでしょう。
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この記事の監修者
医療法人社団オリビエ会
大宮セントラルクリニック
理事長 高島 格
1960年東京都生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業後、病院の外科で20年勤務し様々な手術を経験。
中でも得意としていた日帰り手術をより多くの人に受けてもらいたいと、2007年東京都新宿区に日帰り手術専門の新宿外科クリニックを開業する。
現在は、新宿外科クリニックと埼玉県さいたま市の大宮セントラルクリニックの2院を運営し、累計手術実績は下肢静脈瘤手術で約11000件以上、鼠径ヘルニアは8600件以上に及ぶ。