下肢静脈瘤
弾性ストッキングについて
弾性ストッキング(圧迫する靴下)
弾性ストッキングは、足を圧迫して血液を心臓に戻す手伝いをしてくれる靴下です。
当院では、主に下肢静脈瘤の手術後の合併症予防のために履いていただいています。
足を圧迫するのでストッキング自体がかたく作られています。そのため履いたことがある方は、「かたくて履きづらかった」「履くと足に悪い気がしてやめた」「痛かった」などとネガティブな印象をもたれる方が多くいらっしゃいます。
しかしそれらの印象を感じた方のほとんどは、足のサイズをちゃんと測っていなかったり履き方を知らなかったりして、弾性ストッキングを正しく履けていません。
弾性ストッキングは市販の圧迫ソックスとは異なり、医療機器です。
正しく着用するために、「圧迫圧」「サイズ」「タイプ(形状)」の選択、着用方法の指導が必要です。
当院ではスタッフ全員が、ストッキングを処方するための採寸、正しい履き方・脱ぎ方の指導をすることができます。
またほとんどのスタッフが「弾性ストッキングコンダクター」と呼ばれる資格を取得しています。
※弾性ストッキングコンダクターは、弾性ストッキングを正しく着用するための適切な指導をする役割を担う、日本静脈学会の認定資格です。
適切な弾性ストッキングを選び、正しい着用方法を知っていただくことで、以前に履いて良い印象がなかった方も弾性ストッキングの印象が大きく変わると思います。
また、弾性ストッキングは下肢静脈瘤の方だけが履く靴下ではありません。
日頃仕事で足がむくむ方、飛行機や新幹線などによく乗る方、デスクワークの方など、足をじっとしていることが多くむくみやだるさが気になる方にもおすすめです。
パン屋さんやお蕎麦屋さんなど飲食店で働いている方や、販売員や美容師の方など、立ち仕事の方は一日の中でも立っている時間が非常に長いので、治療終了後も好んで弾性ストッキングを履き続けている方がたくさんいます。
「夕方になると足がむくんでくる」「仕事の終わりごろになると足がだるくてつらい」そんな悩みがある方は、弾性ストッキングを試してみることをおすすめします。
カラーや素材も様々で、形状もハイソックスタイプやパンティストッキングタイプなど、ファッション性にも富んでおり、お仕事や生活スタイルに合わせたものを選ぶことができます。
当院のスタッフも下肢静脈瘤予防やむくみ予防のために履いています。
「静脈瘤はないけど弾性ストッキングは気になる」という方もお気軽にご相談ください。
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