このページでわかること
脚の浮腫や血管のボコボコ『下肢静脈瘤』かもと思ったら是非一度検査へお越しください!!
★下肢静脈瘤は自然には治らないので治療が必要です★
下肢静脈瘤は自然には治らない・・・
下肢静脈瘤とは、脚の静脈の血管の弁不全が原因で、血流が逆流してしまう病気です。
直接死に至る疾患ではありませんが、
・ 浮腫
・ だるさ
・ 脚の攣り
・ 血管の瘤がボコボコ浮き出る
などの症状が出てきます。
自然に治癒することはなく、手術適応の弁に対して逆流を止める手術を行うことが必要です。
下肢静脈瘤の治療方法
【血管を焼き固める】血管内焼灼術(レーザーと高周波)
血管内焼灼術は逆流している血管内に、針を刺してカテーテルを入れて、カテーテルの先端からレーザーまたは高周波を出して血管を焼き固めて逆流を止める手術です。焼き固めた血管は徐々に体内に吸収されてなくなります。血管を焼き固めたとしても、他にも血管はたくさん通っているので、血流が悪くなる心配はありません。
レーザーと高周波の治療効果はほぼ同じです。
レーザー手術は、手術中に瘤焼灼を同時に行うことができますが、血管内高周波焼灼術は瘤焼灼が行えないため、同時に瘤切除を行うことになります。
現在の下肢静脈瘤手術において、当院で一番行われているのが【レーザー手術】です。
【接着剤で血管を固める】グルー治療法
グルーは、針を刺してカテーテルを入れてカテーテルから接着剤を出して、血管をピタッとくっつけて逆流を止める手術です。焼灼術とは違い、血管内に人工物を入れるので、異物が残ることになります。
【注射で血管を固める】硬化療法
陰部静脈瘤や手術後に残った瘤に対しては針を刺して泡状の薬を血管内に流し込み、部分的に血管を固めるという方法があります。
【血管のボコボコは平らに戻る?】瘤焼灼と瘤切除
瘤焼灼とは、レーザー手術の際に、ボコボコした血管=瘤を針を刺して焼き、術後に弾性ストッキングを着用し圧迫することによって、瘤が小さくなるという治療方法です。
瘤切除とは、小さく皮膚切開をして、瘤となった部分を切り取る手術です。手術後から血管の瘤がなくなったことをご実感いただけます。
★下肢静脈瘤は日帰り手術が可能★
下肢静脈瘤の手術は約30分で終了!
当院の下肢静脈瘤の手術は、手術時間はおよそ30分で完了します。
ご来院いただいてから、お見送りさせていただくまで、約1時間30分ほどの所要時間でご帰宅いただけます。詳しくは以下の記事をご覧くださいませ。
日帰り手術の流れ↓↓↓
https://oc-clinic.jp/kashi/flow
- 下肢静脈瘤
- 下肢静脈瘤グルー治療
- 日帰り手術
- 硬化療法
- 血管内焼灼術
この記事の監修者
医療法人社団オリビエ会
大宮セントラルクリニック
理事長 高島 格
1960年東京都生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業後、病院の外科で20年勤務し様々な手術を経験。
中でも得意としていた日帰り手術をより多くの人に受けてもらいたいと、2007年東京都新宿区に日帰り手術専門の新宿外科クリニックを開業する。
現在は、新宿外科クリニックと埼玉県さいたま市の大宮セントラルクリニックの2院を運営し、累計手術実績は下肢静脈瘤手術で約11000件以上、鼠径ヘルニアは8600件以上に及ぶ。