治療と手術

痔核の治療は
(1) 生活習慣の改善と薬物療法
多くの痔核はこれで良くなります。
急に強く痛む痔核もあわてて手術する必要はありません。

(2) 手術療法
(1) を行っても、繰り返して良くならない痔核に行います。
当クリニックで行っている痔核日帰り手術
ジオン注射(四段階注射法)と結紮切除術とを行っています。

(1)ジオン注射(四段階注射法)
「ジオン注」硬化療法(ALTA法)とは「痔核に直接注射をして縮小させる治療法」です。

メリット 
切開することがないので、手術後の痛みや出血が少ない。


デメリット
結紮切除術に比べ、再発が多い。外痔核には適用にならない。



(2)結紮切除術(痔核根治術)
結紮切除術とは「痔核を切って取る」根本的に治す現在標準的な手術です。

結紮切除術では、痔核に流入している動脈を結紮し、肛門部の皮膚を2~3cm含める形で痔核を切除していきます。痔核は表面の浅い層にあるので、肛門括約筋を傷つけることはありません。 切除後に粘膜を縫合する半閉鎖法は、従来よりも痛みが少なくなっています。現在最も一般的な痔核の手術法です。

メリット 
再発が少ない。


デメリット
手術後の痛みと出血がある。



(3)結紮切除術(痔核根治術)とジオン注射の併用療法(ハイブリッド手術)
結紮切除術とジオン注射を併用することにより、デメリットを少なくし、より多くの方に日帰り手術を受けていただけるようになりました。

内痔核にはジオン注射を行い、ジオン注射の効きずらい外痔核には結紮切除術を行うことにより、切開する部分は少なくより多くの痔核を治療することができます。

■手術時間はいずれも20分間位で、少し休んですぐ帰宅できます。
→  日帰り手術の流れ